3大国家試験のひとつ弁理士試験 〜 資格もいろいろ

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3大国家試験のひとつ弁理士試験

弁理士の仕事は、特許や実用新案などの出願手続きを一切行うことが代表的な仕事となります。手続きは、単なる書類の代行ではなく、技術の特異性を詳しく説明する明細書を作成したり、内容を図面で説明するなど高度な技術的知識が求められます。特許庁に異議申し立てすることもあり、法律的知識も求められます。弁理士業務には、工業所有権以外の知的所有権に関するコンサルティング業務もあります。 弁理士になるには、国家試験である弁理士試験に合格しなければなりません。弁護士や特許庁の審査官などの特殊な背景で、弁理士資格を取得することもできますが、多くの人は国家試験を受けて弁理士になります。 弁理士試験は、年1回行われ、年齢制限も学歴の要求もなく、誰でもが受験できます。しかし弁理士国家試験は、弁護士や公認会計士と並ぶ、3大国家資格と称されるほど超難関な試験です。 試験は第1試験から第3試験まであります。第1試験は短答式筆記試験であって60%以上の正解率が要されます。第1試験に合格して、第2試験に進みます。第2試験は論文式筆記試験で、質問に対する回答を記述する試験です。第3試験は、最後の難関の口述試験になります。 合格して弁理士になりますが、第1試験と第2試験での合格は、2年間有効とされています。 3つの試験全てに合格して弁理士なることができますが、合格率は5%から7%となっています。合格する確率が非常に少ない数字です。
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