技術士・技術士補の資格認定試験 〜 資格もいろいろ

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技術士・技術士補の資格認定試験

技術士は科学技術の開発や研究、設計などの分野で指導を行い、高等な専門能力を必要とする業務をサポートします。技術士の資格を持っている方は、技術士を名乗って高等な専門技術に関して指導を行いつつ、業務をスムーズに実施できるようサポートします。 技術士補というのは、技術士をサポートする人です。技術士の資格を取得するため、技術士の補助を担当します。一定の経験を積んでから技術士試験を受けます。

これらの仕事を行う人は、技術士試験を受けなければなりません。技術士試験の1次試験を通過している人は技術士補の登録が可能となり、2次試験を通過すれば技術士として登録が可能です。

なお、技術士・技術士補試験の受験対策は新技術開発センターがお薦めです。

技術士1次試験の概要と今後の変更点

技術士の試験は2回に分けられています。1次試験は6月から7月に出願を行い、1次試験の試験を受ける準備をしなければなりません。1次試験は10月に実施され、2ヶ月後の12月に合否が発表されます。
1次試験は択一式の必須科目と文章による回答を行う選択科目が用意されています。1次試験では必須科目と選択科目を合わせて1日で試験を行わなければなりません。休憩時間はほとんど取られないため、長時間試験に耐えられる集中力を身に着ける必要もあるでしょう。

1次試験に合格すると技術士補の資格を得られ、技術士補登録を行えば技術士補を名乗れます。同時に技術士の2次試験に向けて更なる学習を進めなければなりません。 なお、平成31年度以降、1次試験の方法が一部変更される予定となっており、これまでの択一式で行われていた必須科目は記述式に変更されます。従ってより高い回答力が必要となります。

技術士2次試験の概要

2次試験は4月から5月にかけて出願を行います。筆記試験が行われるのは7月で、基本的には3週目に開催することにしています。筆記試験の会場は限られており、指定された会場まで行かなければなりません。
2次試験は口頭試験が実施されます。毎年12月から1月の間で行われ、東京都の指定された会場で受けなければなりません。筆記試験は会場が分散されているものの、口頭試験は東京の会場でしか行っていないので注意してください。
試験は必須科目と選択科目に分かれていますが、必須科目でも基礎だけでなく応用や問題解決能力が求められるなど、1次試験よりもかなり難しくなります。

口頭試験が終わってから3か月後の3月上旬に2次試験の結果が発表されます。合格した人は技術士登録を行えば技術士を名乗れます。

技術士の合格率は?

技術士は1次試験が37%程度、2次試験は筆記試験が18%、口頭試験が15%程度とかなり合格率が低くなっています。しっかりと勉強しなければ試験に合格できない資格です。
合格者は30代が一番多く、ある程度の業務経験も求められる資格です。

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