医療事務技能審査試験

医療事務とは、病院やクリニックなどの医療機関で、経理や事務などの業務を担当する仕事です。パート就業も可能であり、基本的な仕事内容は病院によってもかわらないため主婦に人気のある職種です。 仕事の内容としては窓口受付、診療データの作成、レセプト作成です。レセプトとは診療報酬明細書で、病院が国や医療保険組合などに対して医療費を請求する際作成するもので、レセプト作成の仕事は一番重要な仕事となります。 通信教育などでは、医療事務の講座が人気ですが資格がないからといって医療事務の仕事ができないわけではありません。しかし、雇用する側の病院にとっては、医療事務の知識を持っている人を優先的に採用していきます。 医療事務関係で公的資格といえるのは厚生労働相が認可している医療事務技能審査試験です。財団法人「日本医療教育財団」が主催している試験で資料事務関連の仕事としては、最大規模の試験です。 合格すると、医療事務として必要不可欠な能力をそなえていることを証明する「メディカルクラーク」の称号を与えられます。 1級と2級とがあり、1級は年3回、2級は毎月、各都道府県の公共施設などで行われています。資格は1級、2級とも異なつていますのでホームページなどで確認する必要があります。